【映画批評 過去記事から】
リュミエールと仲間たちオリジナルタイトル
「キング・オブ・フィルム/巨匠たちの60秒」
■原題:Lumière et compagnie
■1995年/フランス/88分/ 監督:サラ・ムーン

 映画生誕百年を記念するイベントのひとつとして作られた
オムニバス映画。映画監督40人が、世界で初めて映画を撮
ったリュミエール兄弟と同様の、手回し式映画撮影用カメラ
「シネマトグラフ」を使用して短編映画を撮影。撮影ルール
は「制限時間は52秒以内、同時録音は不可、テイクは3回
まで」の3つ。
 映画撮影シーンと本編に加えて「なぜ映画を撮るのか」、
「映画は死ぬか?」という質問を監督たちに問いかけるドキ
ュメンタリー的側面も。リュミエールの作品もその一部が観
られます。


 映画生誕の年、1895年、リュミエールの最初期の作品『列
車の到着』を、同じ場所・アングル・カメラで1995年に撮影
するシーンからスタート。これはなかなか感動的です。以降、
各国40人の監督がそれぞれの手法とテーマで撮った作品が
続いていきます。初めて名前を知った監督が大半なので、そ
の意味でも興味深いですが、そもそも映画ってなんだ?と、
考える時に、これはとても優意義な資料になると思います。
(実際すでに亡くなられている監督もいるので、その点でも
貴重)
 まぁ、正直あまり面白くない作品もあったりしますが、こ
れは観る人によって感想は様々だと思います。個人的にはア
ッバス・キアロスタミ監督の作品が好きでした。チャプター
がキチンと分かれてるので、時間かけてちょっとずつ観てい
くのもいいかも。

【参加監督】
パトリス・ルコント  (フランス)
フェルナンド・トルエバ(スペイン)
レイモン・デパルドン (フランス)
メルザーク・アルーアシュ(フランス)
ナディーヌ・トランティニアン(フランス)
ガブリエル・アクセル(デンマーク)
テオ・アンゲロプロス(ギリシャ)
ジョン・ブアマン  (イギリス)
ビガス・ルナ  (スペイン)
アラン・コルノー(フランス)
コスタ・ガブラス(フランス)
ピーター・グリーナウェイ(イギリス)
ミヒャエル・ハネケ (オーストリア)
ラッセ・ハルストレム(スウェーデン)
ヒュー・ハドソン  (イギリス)
アイヴォリー&マーチャン
         (アメリカ/インド)
アッバス・キアロスタミ (イラン)
セドリック・クラピッシュ(フランス)
アンドレイ・コンチャロフスキー(ロシア)
デヴィッド・リンチ (アメリカ)
クロード・ルルーシュ  (フランス)
クロード・ミレール (フランス)
アーサー・ペン   (アメリカ)
ジャック・リヴェット(フランス)
ジェリー・シャッツバーグ(アメリカ)
スパイク・リー (アメリカ)
リブ・ウルマン (ノルウェー)
ヴィチェンテ・アランダ (スペイン)
リュシアン・パンティリー(ルーマニア)
ジャコ・ヴァン・ドルマル(ベルギー)
レジス・ヴァルニエ (フランス)
ヴィム・ヴェンダース (ドイツ)
レジ・ヴェルニエール (フランス)
イードリッサ・ウーエドォゴ 
           (ブルキナファソ)
ユーセフ・シャフィーン(エジプト)
ガストン・ガボレ (ブルキナファソ)
ヘルマ・サンダース(ドイツ)
フランシス・ジロー(フランス)
チャン・イーモウ (中国)
吉田喜重     (日本)



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