【映画批評 過去記事から】
 2011年4月に観た映画を記録しています。
下に行くほど日付は古くなります。とりあえず観た映画
のリストなので、良いと思った作品も、不満を感じた作
品も併記しています。良いと思ったものは後日、別エン
トリで批評を書き起こし、該当記事へリンクを貼ります。



eiko『eiko』
■2004年/アメリカン・ビスタ/108分
■制作プロダクション:
監督:加門幾生
脚本:加門幾生、三澤慶子
撮影:安田光
照明:安部力
VE:安西栄一
音楽:WaSaBi! 
出演:麻生久美子、沢田研二
阿部サダヲ、大杉蓮、南果歩
   玉山鉄二、宇梶剛士

秋森エイコと、彼女が出会う人々との優しくてちょっと微笑
ましい物語。
脚本至上主義ではないけれど、これは演じ方で千変万化にふ
くらむ脚本だったのではないかと思う。落ち着いたカメラワ
ークも素晴らしい。(4/2)

【加門幾生監督公式サイト内『eiko』ページ】→


なくもんか『なくもんか』
■2009年/ヴィスタサイズ/134分
■制作プロダクション:ビーワイルド
監督:水田伸生
脚本:宮藤官九郎 
撮影:中山光一 
照明:市川徳充 
編集:平澤政吾 
音楽:岩代太郎 出演:阿部サダヲ、瑛太、竹内結子
   塚本高史、皆川猿時、片桐はいり、鈴木砂羽
   小倉一郎、光石研、藤村俊二、いしだあゆみ
   伊原剛志、陣内孝則

(4/1)




KGカラテガール『KGカラテガール』
■2010年/ヴィスタサイズ/91分
■制作プロダクション:アマゾンラテルナ、ダブ 
監督:木村好克
脚本・アクション監督:西冬彦
撮影:相馬大輔
照明:三善章誉
編集:村上雅樹
音楽:安川午朗
出演:武田梨奈、飛松陽菜、入山法子、中達也
   横山一敏、滝沢沙織、堀部圭亮
   リチャード・ウィリアム・ヘセルトン

(4/3 ディノスシネマズ札幌劇場)映画批評→




エンプティブルー『EMPTY×BLUE エンプティー・ブルー』
■2009年/アメリカンヴィスタ/デジタルHD/130分
■制作:スタジオステパノ
監督・原案・脚本・撮影・編集:帆根川廣
助監督:羽鳥高正
衣装・メイク:椿マナミ
音楽:Raiji&Chips
出演:秦秀明、長谷川葉生、今井雄一
   石守裕輔、小寺里佳、古木峡也
   北爪啓思、福岡志保美、新井マユミ
   佐々木郁子、立木睦己、須賀善規

圧倒的な映像(画)と音楽、編集のセンス。ありがちな夢と
現実を巡るファンタジーかと思いきや、それは映画のスパイ
スに使うに留めて、ラストできちんと現実へ向かって収束す
る作劇。(4/10) 映画批評→




交渉人 THE MOVIE『交渉人 THE MOVIE
 タイムリミット高度10,000mの頭脳戦

■2010年/ヴィスタサイズ/123分
■制作プロダクション:共同テレビジョン
監督:松田秀知
脚本:寺田敏雄
撮影:五木田智
照明:花岡正光
編集:河村信二
音楽:佐藤準
出演:米倉涼子、筧利夫、笹野高史、塚地武雅、城田優
   八神蓮、安めぐみ、林丹丹、中山恵、高橋克実、伊武雅刀
   陣内孝則、高岡蒼甫、鈴木浩介、高知東生、大杉漣

米倉涼子主演の人気テレビドラマ「交渉人」シリーズの劇場
版。警視庁捜査一課のネゴシエーター宇佐木玲子が、ハイジ
ャック犯と命懸けで格闘する姿を描く。
 物凄い古典的なトリックに引っかかってしまった。TVシ
リーズ観ていたらまたちょっと違ったのかもしれないが、そ
れでもなかなか面白かった。(4/10)




冷たい雨に撃て、約束の銃弾を『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』Vengeance 復仇
■2009年/フランス・香港/シネマスコープサイズ/108分
■制作プロダクション:ミルキーウェイ・イメージ
監督:ジョニー・トー
脚本:ワイ・カーファイ
撮影:チェン・シウキョン
編集:デヴィッド・リチャードソン
音楽:ロー・ターヨウ
出演:ジョニー・アリディ、シルヴィー・テステュー
   アンソニー・ウォン、ラム・カートン
   ラム・シュー、サイモン・ヤム
映画公式サイト→

表向きはフランス料理店のオーナーだが、かつては腕利き
の殺し屋だった過去をもつ男、コステロ。香港で暮らす最
愛の娘と、その家族が何者かに惨殺されたことを知らされ
た彼は、総てを投げ打って単身香港へ乗りこむ…
吃驚するくらいシンプルなのにひねりの入った作劇センス、
クールな銃器の描写(発砲SEに加えてある金属音etc.)、
シャープな編集、ユーモアとペーソスを交えつつ描かれる、
愚直なまでのプロ意識と執念の物語。)(4/13)




リミットオブコントロール『リミッツ・オブ・コントロール』The Limits of Control
■2009/スペイン・アメリカ・日本/ヴィスタサイズ/115分
■制作:Entertainment Farm、ポイントブランクフィルム
    フォーカス・フィーチャーズ
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
撮影:クリストファー・ドイル
編集:ジェイ・ラビノウィッツ
音楽:ボリス
出演:イザック・ド・バンコレ、アレックス・デスカス
   オスカー・ジャネダ、ルイス・トサル、パス・デ・ラ・ウエルタ、
   ティルダ・スウィントン、工藤夕貴、ジョン・ハート
   ガエル・ガルシア・ベルナル、ヒアム・アッバス、ビル・マーレイ

「Two espressos no mobile no sex while working(必
ずエスプレッソを2つ注文し、携帯も銃も仕事中のセックス
もなし)」それ以外は全ては謎に包まれた、名もなき「孤独
な男」は、「自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れ」という
不可解な任務の遂行を目指してスペイン中を巡り歩く…
 犯罪映画、ロードムービー、幻想、神秘…何やら不思議な、
一口には語れない(ジャンル分けしにくい)内容。あらゆる
方向で反復する映像、まるで何も「語られない」物語が哲学
的・衒学的に「語られる」底深い映画。(4/12)





名探偵コナン 天空の難破船『劇場版 名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』
■2010年/アメリカンヴィスタサイズ/102分
■制作プロダクション:東京ムービー
監督:山本泰一郎
脚本:古内一成 原作:青山剛昌
総作画監督:須藤昌朋
美術:渋谷幸弘 色彩設計:加藤里恵
編集:岡田輝満
音楽:大野克夫
声の出演:高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、小山力也
     林原めぐみ、緒方賢一、茶風林、湯屋敦子
     高木渉、千葉一伸、松井菜桜子

「名探偵コナン」劇場版シリーズ第14作。コナンと怪盗キッ
ドが、世界最大の飛行船ベルツリー号に収められた宝石「天
空の貴婦人」を巡って対決する。(4/15)





のだめカンタービレ最終楽章 前編『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』
■2009年/シネマスコープサイズ/121分
■制作プロダクション:シネバザール
監督:武内英樹
脚本:衛藤凛 原作:二ノ宮知子
撮影:山本英夫
照明:小野晃
編集:松尾浩
音楽編集:小西善行 
出演:上野樹里、玉木宏、瑛太、水川あさみ、小出恵介
   ウエンツ瑛士、ベッキー、山口紗弥加、山田優
   谷原章介、吉瀬美智子、伊武雅刀、竹中直人

(4/16)




下弦の月『下弦の月 ラスト・クォーター』
■2004年/アメリカンビスタ/112分
■制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
監督・脚本:二階健
原作:矢沢あい
撮影:中山光一
照明:松隈信一
編集:穂垣順之助
音楽:蓜島邦明(配島邦明)
出演:栗山千明、成宮寛貴、HYDE、黒川智花
   落合扶樹、伊藤歩、奥貫薫
   富田靖子、うじきつよし、小日向文世
   陣内孝則(特別出演)、緒形拳(特別出演)
映画公式サイト→

夜空に下弦の月(ラスト・クォーター)が輝く、2004年
10月のある夜。女子大生・望月美月と中学生・白石蛍は同
時刻に交通事故に遭った。生死を彷徨う中、二人は不思議な
森で出会うことになるのだが…
もっと耽美なファンタジーかと思っていたら、意外にアクチ
ュアルでミステリ的展開。(4/23)




アフタースクール『アフタースクール』
■2008年/アメリカンビスタ/ 102分 
■制作プロダクション:シネバザール
監督・脚本:内田けんじ
撮影:柴崎幸三
照明:吉角荘介
編集:普嶋信一
音楽:羽岡佳
出演:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人
   田畑智子、常盤貴子、北見敏之
   山本圭、伊武雅刀、大石吾朗
   桃生亜希子、ムロツヨシ、中山祐一朗
d(>_< )Good!!(2011.4.23)




勝手にしやがれ『勝手にしやがれ』À bout de souffle
■1959年/フランス/モノクロ/スタンダード/90分
■制作プロダクション:ジョルジュ・ド・ボールガール
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
原案:フランソワ・トリュフォー
撮影:ラウール・クタール
編集:セシル・ドキュジス、リラ・ハーマン
音楽:マルシャル・ソラル
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ
   ダニエル・ブーランジェ、ジャン=ピエール・メルヴィル
   アンリ=ジャック・ユエ

あらためてゴダールの『勝手にしやがれ』をちゃんと観る。
とかく映画といえばゴダール、というから少なからず構えて
観てしまったが、何のことはない、ごく自然に楽しんでしま
った。「映画は夢のようなものだ」という例えがあるが、ま
さにその言葉通りの映画。"それを「観ている(疑似体験し
ている)」自分にとっては、出来事、人物、会話等々に極め
て自然なリアリティがある一方で、ちょっと引いてみた時に
感じる前後の脈絡の無さ。「ありふれた写真を沢山貼り合わ
せて『モナリザ』を作る」ような、意外で愉快な楽しさがあ
る。(4/27)




掌の小説『掌の小説』
■2010年/アメリカンビスタ/カラー&モノクロ/80分
原作:川端康成
監督・脚本:
 「笑わぬ男」坪川拓史  「有難う」三宅伸行
 「日本人アンナ」岸本司 「不死」高橋雄弥
撮影:板垣幸秀、八重樫肇春
照明:田中利夫
編集:堀善介
音楽:関島岳郎

川端康成の短編を4人の監督が撮ったオムニバス映画。襖・
障子、桜などの反復する要素が各話を繋ぎ、文章表現の味わ
いがうまく映像に転換されている。ささやかだけど大切な想
いが、丁寧に描き込まれていて好印象。配役もそれぞれ良い
が、とりわけ第2話で同一人物の幼少・成人期を演じる寉岡
萌希、中村麻美の二人が素敵だった。次第に二人の表情がシ
ンクロしてきて、説明的な描写は全くないにも関わらず、時
を重ねて成長したというドラマが見えて来るところが素晴ら
しい。 (4/30) 映画批評→



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