【映画批評 過去記事から】
■原題:Blues Brothers 2000
■1998/アメリカ/アメリカンビスタ/124分
■制作:ランディス/ベルツバーグ・フィルム
監督:ジョン・ランディス
脚本:ダン・エイクロイド、ジョン・ランディス
撮影:デイヴィッド・ヘリントン
振付:ポール・シェイファー
編集:デール・ベルディン
音楽:ポール・シェイファー
出演:ダン・エイクロイド、ジョン・グッドマン
   ジョー・モートン、J・エヴァン・ボニファント
   アレサ・フランクリン、キャサリン・フリーマン
   ジェームズ・ブラウン、B・B・キング
   エリカ・バドゥ、ニア・ピープルズ
   ザ・ブルースブラザース・バンド

18年ぶりに出所したエルウッドは、相棒のジェイクが世を
去っていた事を知り落胆するが、バンド再結成へ向けて、歌
手志望のバーテン、マイティ・マックを新たなメンバーに、
かつてのバンド仲間を召集する。
 恩師のマザー・メアリーから預かった孤児のバスターを連
れて、ブードゥーの妖女クィーン・ムセットが開催する勝ち
抜きバンド合戦に出演するため、バンドは一路、南部はルイ
ジアナを目指す。彼らを追いかける州警察の警官隊、因縁の
ロシアンマフィア、右翼の民兵集団。だが、エルウッドの育
ての親カーティスの私生児で警察本部長のケイブルは、ジェ
ームズ牧師の伝導集会で神の啓示を受けて音楽に目覚め、バ
ンドに加わることに。そしてバンド合戦当日、強敵ルイジア
ナ・ゲーター・ボーイズを相手に、新生ブルースブラザース
バンドの熱い演奏が展開する。

(。・ˇ_ˇ・。)ムム… (天動説 2013/05/3)

 18年後を舞台に描く正統な続編でありながら、本作は前
作の物語構造をそのまま踏襲する形になっていて、リメイク
的な側面も強い。新メンバーに加えて豪華なゲストミュージ
シャンの競演によるミュージカルシーンは、ベルーシの不在
という大き過ぎる穴を埋める素晴らしい出来映えで、その意
味では全編存分に楽しめる。

 しかし、前作が「孤児院存続の為にバンドで大金を稼ぐ」
というシンプルな設定だったのに比べると、本作はエルウッ
ドを軸に、マック、バスター、ケイブルという3つのドラマ
のラインが並行する雑然とした作劇で、バンド結成自体にも
取り立てて必然性がないことも相まって、全体にまとまりを
欠いた印象が否めない。ラストのJBのシーンも唐突で、蛇
足感あり。

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