【映画批評 過去記事から】
恐怖奇形人間■1969/シネマスコープ/99分
■制作プロダクション:東映
監督:石井輝男
原作:江戸川乱歩
脚本:石井輝男、掛札昌裕
撮影:赤塚滋
照明:増田悦章
美術:吉村晟
録音:野津裕男
編集:神田忠男
音楽:鏑木創
出演:吉田輝雄、由美てる子、土方巽
   葵三津子、小畑通子、賀川雪絵
   小池朝雄、近藤正臣、英美枝
   小山陽子、木山佳、田仲美智
   大木実、土方巽暗黒舞踏塾

狂ってもいないのに灰色の精神病院に監禁された医大生・人
見広介は、幻覚の中で聞き覚えのある子守唄を耳にして、憑
かれたように病院を脱走し、曲馬団の美少女・初代に出会う。
広介は親兄弟や故郷を知らず、聾唖の叔父に育てられたが、
この少女も同じ様な孤児だった。だが、初代は彼の目の前で
何者かに殺害されてしまい、危うく殺人犯にされかけた広介
は、初代が言った「裏日本の子守唄かも知れない」との言葉
を頼りに、謎を解くべく北陸へと向う。途中、車中で見た広
介と瓜二つの菰田源三郎の病院に関する新聞記事を見てある
町に降りた広介は、菰田家の当主・源三郎の父・丈五郎が、生
まれながらの奇形のために人目を嫌い、結婚後間もなく執事
の蛭川に後を任せ、妻のときを連れて無人島へ渡り、多額の
金をつぎ込んで島を人工改造しているという話を聞いた…。

d(>_<  )Good!!(2010/09/15 蠍座)

良い意味で東映映画丸出しで、映画としては無茶苦茶なのだ
が、土方巽の圧倒的迫力、怨嗟と狂気と悲哀が渦巻く異様な
展開、突然の明智探偵の推理劇に惹き付けられる。そして衝
撃の破壊的ラスト、まさに奇怪にして哀愁漂う幻想美の極地。
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