【映画批評 過去記事から】
 2011年10月に観た映画を記録しています。下に
行くほど日付は古くなります。とりあえず観た映画のリ
ストなので、良いと思った作品も、不満を感じた作品も
併記しています。良いと思ったものは後日、別エントリ
で批評を書き起こし、該当記事へリンクを貼ります。
d(>_< )Good!!(。・ˇ_ˇ・。)ムム… のマークは、これのみで
「作品の絶対的評価」を意味するものではなく、個人的
な作品感想を分類することを目的とするものです。



スマグラー『スマグラー おまえの未来を運べ』
■2011/ビスタサイズ/114分
■制作:グラスホッパー!、ジャンゴフィルム
監督・脚本・編集・画コンテ:石井克人
脚本:山口雅俊、山本健介(原作:真鍋昌平)
撮影:町田博
照明:木村太朗
編集:野地さやか
音楽:中川俊郎、山口龍夫、加藤久貴、松下昇平
出演:妻夫木聡、永瀬正敏、松雪泰子、我修院達也
   満島ひかり、安藤政信、テイ龍進、高嶋政宏

 宣伝イメージを鵜呑みにしてたら、裏切られること必至の
『鮫肌男と桃尻娘』や 『PARTY7』を期待してたら「痛い
目」をみるハードでダークでデンジャーな活劇」。突抜けた
妻夫木、激渋の永瀬、イカレた高嶋兄、新境地の松雪、また
やってくれた満島、そして、おかえり安藤政信!

●映画批評→
d(>_< )Good(2011.10.31)
 2011年9月に観た映画を記録しています。
下に行くほど日付は古くなります。とりあえず観た映画
のリストなので、良いと思った作品も、不満を感じた作
品も併記しています。

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「作品の絶対的評価」を意味するものではなく、個人的
な作品感想を分類することを目的とするものです。


 この夏の間にいろいろ観た映画について短くコメントする
寸評企画です。ツイッターで書き留めていたキーワードを下
敷きに、加筆修正してまとめています。(※後日、個別の記
事にブローアップするかもしれません)
 通常のエントリ記事では、評価したい作品以外は取り上げ
ていませんが、ここではできるだけ観た映画をいろいろ取り
上げみたいと思います。



大鹿村騒動記『大鹿村騒動記』(11)
■監督:阪本順治 ■脚本:荒井晴彦、阪本順治
■編集:早野亮
■出演:原田芳雄、大楠道代、岸部一徳 他
 長野県大鹿村で食堂を営む風祭善は、村に三百
年以上前から伝わる大鹿歌舞伎の役者でもある。
 舞台を間近に控え、仲間と稽古をしていたある
日、幼なじみの治と駆け落ちした妻・貴子が18
年ぶりに帰ってくる……


 それなりに穏やかだった日常に突如やって来る嵐。予期せぬ出来事に
翻弄される主人公と、彼を取り巻く村の人々の悲喜こもごも、あるい熟
年世代の大人が、突然過去に引き戻されて右往左往してしまう姿を、時
に軽快に、時にシリアスに、ユーモアいっぱいに描く大人の恋愛喜劇。
 歌舞伎の演目と実際の人間関係がシンクロする面白さ、豪華な俳優陣
の競演も見所で、原田芳雄の遺作という位置づけではなく、普遍的かつ
同時代的な日本映画の名作として記憶しておきたい作品。 ……8/18

 この夏の間にいろいろ観た映画について短くコメントする
寸評企画です。ツイッターで書き留めていたキーワードを下
敷きに、加筆修正してまとめています。(※後日、個別の記
事にブローアップするかもしれません)
 通常のエントリ記事では、評価したい作品以外は取り上げ
ていませんが、ここではできるだけ観た映画をいろいろ取り
上げみたいと思います。



小川の辺『小川の辺』(11)
■監督:篠原哲雄 ■脚本:長谷川康夫、
    飯田健三郎 ■編集:奥原好幸
■出演:東山紀之、菊池凛子、勝地涼

 ある日、藩から上意討ちの命を受けた朔之助、
だがその相手は妹・田鶴の夫だった。幼いころか
ら兄弟同様に育った新蔵を伴っての道中、彼らの
胸を去来するのは、気が強く剣術の使い手でもあ
る田鶴の面影だった……
 武家社会の不条理なルールに翻弄される兄妹の運命を描く物語だが、
そのわりに妹の描写が圧倒的に少ない上に、幼馴染みである若侍の視
点、さらには幼少期の回想シーンがこれに加わることで、物語の着地
点がぼやけてしまい、全体の流れも今ひとつすっきりしない。
 主人公のキャラクターも、ただひたすら「妹の夫を斬る」という藩
命をクールに全うするだけの、情に薄く殺伐とした人物にしか見えず、
心象風景的に山川草木が映し出された映像の美しさも、何かとってつ
けたように感じてしまう。総じて、ほぼ同スタッフの『花のあと』よ
りは映像的にまとまりが良いものの、深い感動を得るには『山桜』に
及ばなかった、という感が。 …7/4
 月ごとにいろいろ観た映画について短くコメントする寸評
企画です。ツイッターで書き留めていたキーワードを下敷き
に、加筆修正してまとめています。(※後日、個別の記事に
ブローアップするかもしれません)
 通常のエントリ記事では、評価したい作品以外は取り上げ
ていませんが、ここではできるだけ観た映画をいろいろ取り
上げみたいと思います。



プリンセストヨトミ『プリンセス トヨトミ』
■2011年/ビスタサイズ/119分
■制作プロダクション:楽映舎
監督:鈴木雅之
脚本:相沢友子 原作:万城目学
撮影:佐光朗
照明:加瀬弘行
編集:田口拓也
音楽: 佐橋俊彦
出演:堤真一、綾瀬はるか、岡田将生
   沢木ルカ、森永悠希、和久井映見
   中井貴一

 査察のため大阪にやってきた会計検査院の調査官の松平、
鳥居、旭の3人。彼らはその調査の過程で、約400年もの
間守られてきた大阪の「ある秘密」に行き当たる……
 大阪を舞台にして展開する奇想天外のストーリーはなかな
か面白いが、その語り口にはやや難ありで、せっかくの「嘘
八百の面白さ」が十全に活かされていないと思う。器が大き
いわりに、そこに盛ってある料理が「味」にしろ「量」にし
ろ、いささか物足りないという感じ。もっと歴史ミステリ的
な展開による圧倒的なドラマが観たかった。
 また、綾瀬はるか、和久井映見、沢木ルカといった魅力的
な女優陣を揃えながら、物語上の役割として機能的に描かれ
ずに終わってしまっているのも甚だ残念なところである。

(2011/6/29)
 2011年5月に観た映画を記録しています。
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油断大敵『油断大敵』
■2004年/アメリカン・ビスタ/110分
■制作:ゼアリズエンタープライズ
監督:成島出
脚本:小松與志子、真辺克彦 原作:飯塚訓
撮影:長沼六男
照明:吉角荘介
編集:奥原好幸
音楽:ショーロ・クラブ
出演:役所広司、柄本明、水橋研二、淡路恵子
   津川雅彦、夏川結衣、奥田瑛二
   菅野莉央、前田綾花

駐在勤務から盗犯係の刑事になったばかりの新米刑事・関
川は、ある日、ひょんなことからプロの大泥棒・猫田定吉
(通称ネコ)を捕まえる。刑事っぽくない実直な仁に惹かれ
たネコは、盗みのテクニックをあれこれ教え始める。ネコ
に刺激されて、刑事としての腕を磨いていく関川。二人の
奇妙な関係と刑事と大泥棒として真剣勝負が始まる。

パッケージのイメージは違って、落ち着いていて深みのあ
る良作。微妙な間合いで繰り広げられる役所広司・柄本明
の掛け合いの面白さ。頭から終わりまで緩いところがなく、
経年描写も見事。夏川結衣が魅力的。(5/2)
 2011年4月に観た映画を記録しています。
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eiko『eiko』
■2004年/アメリカン・ビスタ/108分
■制作プロダクション:
監督:加門幾生
脚本:加門幾生、三澤慶子
撮影:安田光
照明:安部力
VE:安西栄一
音楽:WaSaBi! 
出演:麻生久美子、沢田研二
阿部サダヲ、大杉蓮、南果歩
   玉山鉄二、宇梶剛士

秋森エイコと、彼女が出会う人々との優しくてちょっと微笑
ましい物語。
脚本至上主義ではないけれど、これは演じ方で千変万化にふ
くらむ脚本だったのではないかと思う。落ち着いたカメラワ
ークも素晴らしい。(4/2)

【加門幾生監督公式サイト内『eiko』ページ】→

2011年3月に観た映画を月ごとに記録しています。
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LOVE SONG『LOVE SONG』
■2001年/アメリカンヴィスタ/100分
■制作プロダクション:イマージュ
監督・脚本:佐藤信介
撮影:河津太郎
照明:中川大輔
編集:田中慎二
音楽プロデューサー:須藤晃 主題歌:尾崎豊
出演:伊藤英明、仲間由紀恵
   一條俊、原沙知絵、津田寛治
   坂本真、三輪明日美、石堂夏央
   奥貫薫、ジョビジョバ

1985年、北海道。尾崎豊のアルバムがきっかけで知り合った
レコード屋の店員・松岡と高校生・彰子。夢を追い求める松
岡に彰子は淡い恋心を心を抱く。だが、松岡は突然いなくな
ってしまい……。
尾崎豊の曲をモチーフに描く、青春の挫折と葛藤、そして再
起。一見、のラブストーリーかと思いきや、安直に尾崎の曲
のイメージに頼ることもなく、両者のストーリーは常に平行
して描かれる。文学的ニュアンスの強い作品。そういう意味
では観る側の予想をことごとく(良い意味で)裏切る内容。
全体的にナチュラルな会話劇の面白さで引っ張る中で、端々
に映像的な力強さがある。高校生役の仲間由紀恵さんがやっ
ぱり良くて、クライマックスからラストに至る辺りの表情の
良さは抜群。(3/5)

2011年2月に観た映画を記録しています。
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ゲゲゲの女房『ゲゲゲの女房』
■2010年/ヴィスタサイズ/119分
■制作プロダクション:スローラーナー
監督:鈴木卓爾
脚本:大石三知子、鈴木卓爾(原作:武良布枝)
撮影:たむらまさき
照明:平井元
美術:古積弘二
編集:菊井貴繁 アニメーション:大山慶
音楽:鈴木慶一
出演:宮藤官九郎、吹石一恵、坂井真紀
   夏原遼、村上淳、宮崎将、柄本佑
   唯野未歩子、平岩紙、鈴木慶一
   徳井優、南果歩

(2/2)
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SOULRED松田優作『SOUL RED 松田優作』
■2009年/ヴィスタサイズ/102分
■制作プロダクション:オフィス作
監督:御法川修
撮影:渡部眞  映像:高木正勝
録音:高野泰雄 編集:時森茂和
音楽スーパーバイザー:富田和樹
インタビュー出演:(劇中登場順)
アンディ・ガルシア、香川照之、浅野忠信、仲村トオル
黒澤満(映画プロデューサー)、仙元誠三(撮影技師)
関根忠郎(惹句師)、丸山昇一(脚本家)、森田芳光(映画監督)
宮藤官九郎(俳優・脚本家・映画監督)、筒井ともみ(脚本家)
今村力(美術デザイナー)、吉永小百合(※声のみの出演)
松田龍平、松田翔太

 俳優・松田優作の生誕60周年、及び没後20年を機に製作さ
れた公式ドキュメンタリ映画。いわゆる通常のドキュメンタ
リの形式ではなく、映画関係者が松田優作を語る「言葉」と
松田優作本人が「語った言葉=映像』で編まれた一編の「映
画」になっている。現在の邦画は「松田優作・以後」として
語られるべきかも。(2009/11/11 再20111/1/1 DVD)
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PROFILE

gadget9007

Name:竹澤収穫



 邦画が中心の映画批評人。
物語そのものより、映画にお
ける「映像表現」の面白さを
重視しています。映画の採点
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